イースターのザリガニ料理
宝塚御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
パンは2時間で完成!
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焼きたてパンは美味しいよ~!
今週の日曜日はカソリック系のイースター(復活祭)ですね。日本ではあまりイースターを祝う習慣はありませんが、キリスト教ではクリスマスよりも盛大に祝うようです。もちろんイエスキリストの復活を祝うものですが、同時にヨーロッパでは長かった冬が終わり、待ち焦がれていた春の到来でもあるのですよね。
妹がアメリカのルイジアナ州にいるので、かつてイースターに合わせて遊びに行った事があります。イースターも家族が集まってパーティをするのはクリスマスと同じ。ただルイジアナのイースターはなんとびっくりザリガニパーティなのですよ。
私が行った時は、お隣に住むバートが家族のパーティに呼んでくれました。
おっきなタライにうごめくザリガニが…。
給食のおじさんみたいに大窯で茹でてくれます。たーっくさんの香辛料をぶち込んで。オレンジやコーン、ポテトなんかも入っていますよ。
ゆであがったザリガニを、まるで豚に餌をやるように供してくれます。
このテーブルにみんな群がって、ワシワシザリガニを食べるのです。
広大なお庭のテントや、おうちの中は、たくさんのサラダやおつまみ、デザートなんかも並んでいて、着飾った方々が優雅におしゃべりしていたりするのですが、Tシャツと短パンで行った私はこのザリガニに興味津々でした。
イースターのこの時期、ルイジアナに行けばどこのレストランでもザリガニ料理が出てくるそうですが(風と共に去りぬでも、スカーレットがニューオリンズで食べていましたね)、本当のザリガニ料理を食べたければこうした家族が集うイースターのホームパーティーに行かなきゃねとの事。
あの時はバートがよんでくれたけど、もしよんでくれなかったら食べられなかったの?と妹に聞くと、イースターの日はどこもパーティしているから、ご近所にハ~イ!って行けば仲間にいれてくれるのよだって。
イースターと言えば思い出す、ルイジアナ州のザリガニパーティです。