お悔やみのパン
宝塚大劇場から徒歩15分の自宅でパン教室をしている柳瀬美仁です。
「葡萄パン、焼いてくれない?」と母が言う。
聞けば母の友人にご不幸があったらしい。
お香典を送ろうと思うけど、一緒にパンも送りたいのよ。と母。
きっと食事も満足にできてないと思うわ。
でもパンならすぐつまめるし。
とりあえず何かお腹に入れてもらわないとね。
葡萄パンが大好きなのよ、彼女。
との事。
奇をてらわずに、卵もバターもたっぷり入れたリッチな生地に、干し葡萄をたくさん入れてパンを焼きました。
どうぞ慰めと力になりますように。