優しい子に育つかな?
宝塚大劇場から徒歩15分の自宅でパン教室をしている柳瀬美仁です。
溺愛する7歳の甥が張り切ってやってきました。
「今日もパン焼く!」
なんでも先日焼いたウインナーチーズパンが、パパとママに大好評だったらしいのです。
私からは手つきが良いと褒められ、家族からは美味しいと褒められ、すっかりその気になった様子。
今日は計量から成形前の霧吹きまで、全て甥自身の手で、私には一切手出しさせず、焼き上げました。
(オーブンに入れるところだけは私。やっぱり高温のオーブンは危ないからね)
以前、70歳を過ぎたベテラン元保育士さんがおっしゃってました。
「子供にパン作りをさせるのはとても良い事。
優しい子に育つわ。
パン生地ってやわらかくてデリケートでしょう?
そんな生地をさわるのってとても大事なのよ。
今はおもちゃでもなんでも硬いから」
そうかもしれない。
確かに甥は、捏ねるのも叩くのも上手。
だけど生地を優しく扱うのはちょっと苦手です。
もっと優しく!
丁寧に!
乱暴に扱わないで!
って私、言い続けていますもの。
自分が捏ね上げて、ふわふわになったパン生地を
発酵が終わって、さらにふわふわに膨らんだパン生地を
扱う甥の手がすこーしずつ、優しく丁寧になってきましたよ。
時に力を入れて
時に優しく
時に丁寧に
そんな扱いを通して、
優しい子になってくれたら良いな
と思うおばちゃまです。
コロナ禍でおうちでお子さんと一緒に
パンやお菓子を焼いたご家庭も多かったのではないでしょうか?
きっと良い経験だったんだと思いますよ。