余韻を楽しまない人はキライ
宝塚御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
パンは2時間で完成!
作ってみたいパンをレッスン!
焼きたてパンは美味しいよ!
昨日なんで新福島駅近くで母とランチをしたかっていうとですね。
話は今年の3月にさかのぼります。
母がNHKの朝の報道番組「あさにイチ」を観ていたんですね。
その日のゲストがピアニストの角野隼斗氏だったわけです。
インタビューに加えて、その場でピアノ演奏もありました。
それを聞いた母が、この人のピアノを聴いてみたいわ…と言い出しまして。
すぐに調べたところ、日本センチュリー交響楽団の定期演奏会で角野氏がピアノを弾くことが分かったのですよ。
しかも、3階席の一番端っこが2席空いていたのです!
それが昨日だったというわけです。
演目は2曲。
アダムズのMust the Devil Have All the Good Tunes?
R.シュトラウスのアルプス交響曲 作品64
昨日感動したのはその余韻の美しさ。
指揮者のタクトが止まる。
その息の詰まるような、美しい余韻。
ゆっくりと指揮者のタクトが降り、
一瞬の間をおいての拍手!
そう、音楽はこうでなくっちゃ!
私はね、よくNHKの歌番組を観るのですが、
歌手が歌い終わったまさにその瞬間に
「〇〇さん←歌手の名前、ありがとうございました」
って叫ぶ司会の谷●●介がだーいっキライなのです。
何度NHKに抗議のメールを送ったことか。
一向に改善されないけど。
最近はクラシックコンサートに行くと、プログラムに「拍手はタクトが降りてから。余韻もお楽しみください」なんて書いてあることも。
オレはこの曲の事よく知ってるんだとばかり、曲が終わるや否やブラボーとか叫んで拍手しだす知ったかぶり。
もうだいっキライです。
音楽だけじゃないかもしれませんね。
余韻を楽しむ。
大切にしたいと思います。
それにしても昨日のコンサートは良かったな。