一生物ならぬ、世代を超えて
宝塚御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
完全プライベートレッスン!
作ってみたいパンをレッスン!
焼きたてパンは美味しいよ!
母の包丁。
刃物の部分が折れて、取っ手が取れちゃいました。
もう20年以上も前の、誕生日だか母の日だかクリスマスだかなんだったかのプレゼントで贈ったものです。
京都の有次のもの。(Webサイトができてたことにびっくり。つい2-3年前まではなかったはず)
えぇ、買ったときは結構高かったと思うんですよ。いくらしたのかもう忘れちゃったけど。
よく切れて、大層手になじんで、使い勝手も良いと、長年愛用してくれてました。
けど、このありさま。。。
包丁なんて最近じゃ100均でも変えるし、無〇良品とか〇印の関の孫六なんかでも2-3千円で買えるし、母も年であとどれくらいお料理できるかわからないし…とかいろいろ思ったのですが。
母はどーしてもこの包丁が良いと申しまして。んじゃまた有次さんでと思ったら、まあお高い事。先に上げた包丁の10倍はするじゃないの!
で、思い切って有次さんに電話。修理は可能ですか?って。そしたら出来ますよ、とりあえず送ってくださいって。えぇ、送りましたとも。
時間は少々かかるようですが、新品をかうのの1/3くらいのお値段でできるみたい(それでも上記の包丁の3倍以上か)。刃物部分を研いで、新しい柄をつけてくれるらしい。
お金出すときはちょっとお高いけど、20年以上も使ったこの包丁。さらに修理して20年以上また使えるんじゃないかと思うのですよ。きっと母よりも、下手したら受け継ぐであろう私よりも長生きすることになるんじゃないかな。
そうやって世代を超えて使われるモノってのも良いじゃないですかね。