届かなかった応援
宝塚御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
パンは2時間で完成!
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昨夜は残念で悔しくて眠れませんでした。
他にもそんな方がいらっしゃったんじゃないかしら?
いえ、Wカップの事じゃありません。
私はかのスポーツにはなんの興味もありませんから。
私が応援していたのはお相撲です。
髙安関がまたも優勝を逃したのです。
今年3月の春場所に、溺愛する甥を連れて相撲観戦にいきました。
私も甥くらいの時に父に相撲観戦につれて行ってもらいました。
それが大切な思い出の一つになっていることから、甥にも…と思ったのです。
その春場所で髙安席は決定戦までもつれながら、優勝を逃しました。
確か若隆景関が優勝したんじゃないかな?
その時、なぜかものすごく悔しくて、一度は髙安関に優勝してもらいたいと思い始めたのです。
あれから今場所まで、良いところまで行きながら何度も優勝を逃しました。
今場所も一時はトップを走ったのに…。本当にもう少しだったのに。
最後は巴戦になり、脳震盪を起こしたのか土俵上で立てなくなり、目を真っ赤にして引き上げていく事になりました。
私もTVの前で声を限りに応援しましたが、土俵を後にした髙安関の涙は歓喜の…ではありませんでした。
悔しいし、本当に残念。
心を込めた、必死の応援も届かない事がある。
もちろん私よりもずっとずっと悔しくて辛いのは、当の本人の髙安関なんでしょうけど。
いつか、報われる日が来るんだろうか?
いつか、悲願の優勝杯を手にする日が来るんだろうか?
先の事なんて誰にも分らない。
来ないかもしれないよね。
きっとそんな人もいるよね。
どうやって気持ちに折り合いをつけて、前に進んでいけるんだろう?
そんなこんなで、悔しくて残念で眠れなかった昨夜。
今日、自分を少しでも慰めたくて食べたドンクのアンドーナツ。
いや、私、全くの部外者なんですけどね。
ははは!
願わくば髙安関も、悔しさや辛さや悲しさや、その他の一切の感情と折り合いをつけて、また前に進んでいかれることを!
アンドーナツ1個くらいじゃ済まないとは思うけどさ。
もうこの際だから、来場所からもずっと応援するよ、私。