中種を使った発酵種法でレーズンパン
宝塚御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
パンは2時間で完成!
作ってみたいパンをレッスン!
焼きたてパンは美味しいよ!
ちょっと最近ヒマなんで…(泣)
中種を使った発酵種法でレーズンパンを焼きましたよ。
ちょっとパン講師みたいな事を書くと、
パンの製法には大きく分けてストレート法と発酵種法があります。
発酵種法の中に、液種だの、生地種だの、中種だの、サワー種だの、自家製酵母種だのがあり、
液種の中にポーリッシュだのがあり、
生地種の中にルヴァン・ミクストだのがあり、
…と、たっくさんの製法があるわけです。
20世紀初頭に、アメリカでパン用の生イーストが工業的に生産されるようになるまで、発酵種によるパン作りのみでした。パンを焼くのに何日もかかかっていたんですね。
今ではイーストがあるおかげで、ストレート法でパン作りができるようになり、2時間でパンが焼きあがるようになったのです。
それぞれの製法には一長一短ありますが、ストレート法の最大の長所はなんといっても全行程の所要時間が短い事。短所のひとつにパンの硬化(老化)が早いってのがあります。焼きたてのうちに食べちゃうとまーったく問題ないんですけどね。
で、今回時間がたーっぷりあったので、生地種の一つである中種を使ってパンを焼いてみたのですよ。
中種を使ったパンの長所として、
・パンの硬化(老化)が遅い
・パン生地の伸張性や進展性がよく、生地が破損しにくい
・発酵による風味が強くなる
・ソフトでボリュームのあるパンになる
時間はかかりますけどね。
で、焼きあがったレーズンパン。すーっごく美味しいのですよ♪
中種使ってパンを焼いてみたい!って思ったら、ご相談くださいね。