思考が現実をつくる?
宝塚大劇場から徒歩15分の自宅でパン教室をしている柳瀬美仁です。
私はね。甘いものが大好き。
自粛生活に入ってから、お買い物もあまり行かないしお出かけもしないしで、甘いものから遠ざかっていたのですよ。自粛が解けてからもその生活はあまり変わらず・・・。
甘いもの食べたいな~。何か作っちゃおうかな~。って事でチョコぼうしパンを焼きました。
……。
あまり美味しそうじゃありませんね。 上掛け生地がうまく流れてくれなかったんですよ。
いや、お味は良かったのですよ。とても美味しかった。だってこのパン、卵もお砂糖もバターもミルクもたっぷりのとてもリッチなパンなのですもの。美味しくないわけがない!
けど、失敗のしようがないはずなのに、この体たらく。見た目は贔屓目にみてもよろしくない。なんとなく可愛げもない。
なぜか?
私がずっと「失敗したな。こんなに卵もバターもお砂糖も使うんなら、パンじゃなくてお菓子にすれば良かったよ。甘いものはやっぱりパンよりお菓子なんだよな」なんてて思い続けていたからだと思われます。
いつもは、「美味しくな~れ! 早く食べたいな。美味しいぞ~」なんてワクワクしながら作るんですけどね。
パンがすねちゃったのですね。そんな事思われながら作られたパンが、美味しそうに焼ける筈がない! 分量間違ってなくても、手順が良くても、やっぱり愛情もちゃんと込めないと美味しそうな見た目も美味しいパンは焼けない。
思考が現実をつくるのねってお話です。
食べてみたらとても美味しいんですけどね。