家庭菜園その後
宝塚大劇場から徒歩15分の自宅でパン教室をしている柳瀬美仁です。
今年、初めてトマトを植えてみました。
ついでにバジルも。
…って事はすでにブログにも書いたと思います。
トマトもバジルも大きくなってかなりの収穫がありました。
この夏はたくさんピザを焼いてその写真もアップしましたが、ピザの上にトッピングしたミニトマトとバジルはそのほとんどがうちの庭で収穫したものです。
9月に入った今、どうなったかというと。。。
先ずバジル。
もう虫食いだらけ。
多分バッタですね。
この写真にもよく見たらバッタが写っています。
見つけ次第、ポンと指ではじいていたのですが、多分5分もしないうちに戻ってきてたでしょうね。
かと言ってバッタを殺す気にもなれず、薬をまく気にはもっとなれず。
バッタの餌場と化してしまったかのよう。
早いうちに、うちの中にいれておけば良かったのかな?
はたしてトマトは?
もうものすごく大きくなりました。
私の背丈もはるかに超え、支柱が間に合わないので物干し竿にくくりつけています。
先端の方にはたっくさんの花が。
でも実にはなかなかならないんですよね。
収穫がガクンと減りました。
きっと脇芽をつんだり、花や実を間引いたりすればよいのでしょうけれど、それもする気になれず。
だって一生懸命花を咲かせ、実をつけようとしているのに、それを摘んでしまうことなんて出来るでしょうか?
初めて実のなるもの、食すことのできるものを植えてみて、毎日せっせと水やりをして、観察して分かった事は。
みんなみんな一生懸命に生きているんだなという事。
トマトやバジルはもちろん、たっくさんの虫たちも。
バッタや、蚊や、蟻んこや、蜂や、蝶々や、蜘蛛や、蝉や、蜻蛉や、もういっぱいの虫たち。
それから鳥さんたち。
大人になってあまり見なくなってた虫たちは、いなくなったわけではなく、私が見なくなっていただけなんだなと思いました。
今6歳になった甥が、まだ今よりもっと小さい頃、さかんに抱っこをせがんだものです。
どしてそんなに抱っこして欲しいの? と聞くと
だってお空が近くなるから と答えられて、
そうなのか…と妙に感心したことがあります。
大人になって、地面が遠くなって、いろんなものを見なくなっていたのかもしれないな。
なんて思う、今日この頃です。