柳川藩主邸 御花で、鰻のせいろ蒸の夕食と長寿のちゃんちゃんこ

宝塚市御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
完全プライベートレッスン!
作ってみたいパンをレッスン!
焼きたてパンは美味しいよ!
ただ今、パン教室はお休み中です

母を伴って柳川藩主邸 御花に宿泊した先週。いよいよ夕食に向かいますよ。

会席…とは言ってもここは柳川。鰻のせいろ蒸が出ないわけがありません。私の親しい友人は皆知っての通り、私は鰻が大の苦手。物心つく前から、鰻を私の口に入れるとすぐさま吐き戻していたそうな…。ゆえにちょっとした飲食店に行くときは苦手食材として必ず申告しています。

ところが今回は何度もその機会があったのに申告しませんでした。父が食べたがっていたからね。私を通して父が食べたいだろうなと思ったのですよ。柳川のうなぎのせいろ蒸し。

果たして会席料理の焼き物は鰻の白焼き。最後のお食事はもちろん鰻のせいろ蒸し。吸い物は肝吸い。ひっえ~!

でもね。思った通り美味しくいただいたのですよ。そして美味しいのはきっと今回だけだろうな…とも思いました。きっと次に食べたらやっぱりうなぎは鰻。吐き戻しちゃうんだろうなと。

柳川藩主は野鴨を狩猟して、ご近所にも配っていたとの逸話から、メインは鴨と牛肉。他にも島原の素麺に張られた鴨出汁の美味しかったこと!

美味しく食べ終わったころ、スタッフが静々と運んできてくださったのは、なんと赤と黄色のちゃんちゃんこ。実は今年、私は還暦を、母は〇寿をむかえるのですよ。それをちらっと話したところ、食事中のドリンクをサービスしてくださいました。それだけかと思ったら、こんなびっくりがあったのです。

ただねえ。恥ずかしいじゃないですか、やっぱり。母なんて還暦からこっち、たくさんの〇寿を経てきてるのに、一度もちゃんちゃんこなんて着てないんですよ。

だけど、母娘で同時に長寿を祝えるなんてめったなことであるものじゃない、一生に一度ですよ等々、スタッフの方に半ば叱られるようにうながされ、着てみましたともさ。「よ~くお似合いですよ」の言葉に、これほど複雑な気持ちになったことはありませんでした。

折しも館内には、リニューアルオープンの祝い花があちこちに。その花々をバックに撮ったら、あたかも私たちを祝福していただいてるような気分になりました。館内ツアーで顔見知りになった他の宿泊客の方にも「おめでとう」なんて言っていただいて、嗚呼ホントにこれは幸せな事なんだなあってしみじみ感じましたよ。

ありがとうございました。

 

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