ビリーエリオット観劇
宝塚市御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
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13日、ミュージカル ビリーエリオットを観劇してきました。
私、ミュージカルって大好きなの。初めて観たのは「ロロの大冒険」。母が連れて行ってくれた、着ぐるみを着て歌い踊る子供ミュージカル。本格的に観たのは、レ・ミゼラブルの日本初演。これは父の勤めていた会社がスポンサーだったから観たのだけど、これにハマった。
結局、レミゼはNYのブロードウェイ、ロンドンのウエストエンドで20回以上観ることになる。オペラ座の怪人もNYとLondonで20回以上観たな。キャッツもライオンキングも、ヘアスプレイも蜘蛛女のキスも、回転木馬もえっとそれから…。とにかくたーっくさんのミュージカルを海外で観た。
昔はインターネットなんかなかったのに、どうやってチケット取ってたのかしらね? 紀伊国屋でロードショーとかの海外雑誌買って、劇場に電話してたような気がする。当日、劇場に行くとちゃんと「Mini」って私の名前が書かれたチケットが用意されてたな。それから現地に直接買いに行ったりね。
なにせ、国際線の飛行機に乗るためには、3日前までにリコンファームの電話をいれなきゃいけない時代。よく行ってたもんだよね。
とにかく、ちょっと早めのランチに、シアトルズベストコーヒーでサンドイッチと珈琲、ミニシナボンを食べて(本当はおっきいの食べたかったけど、それじゃあんまりカロリー過多よねと思って)、新しく大阪中央郵便局跡にできJP TOWER大阪にできたSkyシアターMBSに行ってきましたよ。
私はね、ミュージカルについてはかなり辛口。今や日本もミュージカルが盛んに上演されてるけど、NYやロンドンに比べたらホントお話にならないくらい下手くそでしょ? このビリーエリオットについても、日本もようやっとここまで来たなとは思うけど、まだまだ。知名度のある役者さんでも、歌もダンスも出来ないでしょアンタって言われる人が演ったりしてるもの。おまけにアンサンブルがまだまだね。
おまけに、セリフが博多弁ってのも嫌だった。物語の舞台は英国北東部のダラムだから当然すごい訛りがある。それを表現したかったんだろうけど、博多弁じゃないだろうって思った。なんで東北弁にしなかったのかな? 私はダラムの北部に住んでたことあるから、このあたりの訛りも知ってるけど、どう考えても日本語にするなら東北弁なのに。まあこれは私が個人的に博多弁が嫌いだからって話。
というわけで、まだまだってところもあったけど、結局このミュージカルはとても良かった。チケットもあるみたいだから(当日券も)、よかったら是非行って欲しい。
なんかね。いろんな世代が出てくるんだけど、そしてどの世代だかに感情移入するんだろうけどね。私はおばあちゃんに感情を寄せるにはちょっと早いなって思うし、ましてやビリーに寄せるなんてもう絶対無理。人生年は関係ないって言われても、11歳にまで戻れない。戻りたくもない。子を持たなかったから親に心を寄せる事は、私の信条的に無理。
けど、ビリーのバレエの先生であるウィルキンソンにはとても心惹かれた。彼女のようになりたい・なれねばならぬと思った。演じた安蘭けいがとてもとても良かったというのもある。彼女の事は宝塚時代からよく観て知っていたけど、良い俳優に育ちましたね(って何故そんな上から目線?)。
あとね、ビリーの友、マイケルにも心惹かれた。誰かにとって彼のような友でいたいな…なんて思った。
とにもかくにもね。良いミュージカルでした。これは観に行って損じゃないと思う。チケット代は高いけどね(¥15,000もしたよ。でもすごーく良いお席だった)。