一張羅をどんどん着よう!
宝塚市御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
完全プライベートレッスン!
作ってみたいパンをレッスン!
焼きたてパンは美味しいよ!
ただ今、パン教室はお休み中です
先日、有馬の大茶会に出かけた折り、土砂降りの雨だったのでぺらっぺらの単衣の化繊の着物を着て行ったのは前述のとおり。
ただ、あの日の事をちょっとだけ後悔しているのです。土砂降りでもちゃんとした良い着物を着て行けばよかったな…って。
もちろん、化繊とはいえあんな土砂降りの日に着物で行った事は、皆様に褒めていただけました。茶席でご一緒した方や、主催してくださった方々、バス亭でご一緒した方々皆様に。
けどね、やっぱりあんな土砂降りでもちゃんとしたお着物をお召の方もいらしたわけです。主催者の方々なんかは特にね。
私、実は着物はたーっくさん持っているのです。若いころに(かなり稼いでた)自分で誂えた着物、両親に誂えてもらった着物、お茶やお花の師匠に譲ってもらった着物、母や叔母、はてはご近所の方等に譲ってもらった着物等々。
高価なものだから、良いものだからなんてしまい込んでるけど、着ない事こそもったいないんじゃないかと思ったわけです。もし雨に濡れてしまってもう着られなくなったとしても、他にも着る着物はたくさんある。次の機会がくるかどうかなんてわからない。
って話を、お友達と話したりしたんですよ。そしたら彼女、その通りよ!って同意してくれて、いつもはTシャツとGパンにスニーカーで出かけるところに、ワンピースとハイヒールで行ったんですって。なんか会う人がみんな喜んでくれたわよって。
だから私も、先日の奈良行には良い着物で行こうって決めてました。天気予報はずーっと80%の雨マークだったけど、雨だからって何さ!って。
果たして当日は綺麗に晴れあがりましたよ。朝早起きしてがんばって着付けしました。
叔母から譲り受けたこの着物。今年着ないでいつ着るよ! 大河ドラマで紫式部を取り上げている今年にこそ着ていきたい!これね、平安貴族の女性たちが地模様にあるのですが、手描き友禅でそれぞれ皆衣装の色目や模様が違うという、手の込んだ着物なのです。贅沢でしょう~? 帯は母から譲り受けたもの。
いろんな方に褒めていただきました。嬉しかったわあ。
これから、一張羅として大切にしまい込んでいたものを、どんどん着よう!と思いました。皆様も是非!