誕生日迎えたのはホテル川久
宝塚市御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
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焼きたてパンは美味しいよ!
ただ今、パン教室はお休み中です
自分の誕生日を迎えるために向かったのは、ホテル川久でした。
バブル絶頂期に400億円の総工費を費やされたこのホテル、もうすべてが1級の美術品です。先日33回忌を終えた父が生前、接待ゴルフと称してこのホテルをよく利用していました。すごいホテルだぞと話していたことから、一度行ってみたいと思っていたんです。
父が利用していたころは、会員制。法人会員2,000万円に宿泊費20万円が必要だったそうな。今回母と2人、2食付きで38,250円でした。ははは!
お部屋は全室スイートタイプ(写真はありません)、オーシャンビューです。私たちのお部屋からの景色はこんな感じ。
JR白浜駅から無料の送迎バスがあるので、それを利用したのですが、まず目に飛び込んでくるのがこの瓦と2羽のウサギ。青空に映えますねえ。中国紫禁城と同じ瑠璃瓦47万枚ですよ! 色は皇帝以外使う事を許されなかった老中黄。ウサギはイギリスの彫刻家バリー・フラナガンの作品。世界最大サイズの特注品らしいです。
エントランスロビーはこんな感じ!フランスの金箔職人ロベール・ゴアール氏の金箔天井。5cm正方形サイズのドイツ製金箔を1枚ずつ手作業で張り付けたらしい。
床はイタリアのローマンモザイクタイル。約1cm角のモザイクをこちらも手作業で張り付け。
柱は日本の左官職人・久住章氏の作品。シュトックマルモ技法の柱。当時1本1億円したらしい。ちなみに24本あります。
手前右は1基1tを超えるという重量感あるエレベーター。壁面にはブラジル産ブルーバフィア石を使用し、床はフランスのジル・ゴベール氏が手掛けたという寄木細工。
2階の回廊には、シャガール、ダリ、ビュフェ、横山大観、平山郁夫等々の絵画が。壁の陶板は加藤元男氏の作品。
洋宴会場の天井はイタリアの画伯ジョルジオ・チェルベルティ氏の作品「愛と自由と平和」。床は寄木細工。
何よりすごいと思ったのは、ロビー壁面に埋め込まれた4点のビザンチンモザイク。シリアで発見され、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の鑑定で2世紀に制作されたことが判明したらしい。まーさーにプライスレス。いったいなんだってこんなものが、こんなところにあるんだろう?
他にもね。ちょっとしたところに飾られてるものとか、シャンデリアとか、レンガとか、天井とか、なんとかかんとかとか、もうホント語りつくせないほどすごいのです。
こんな美術品に囲まれて誕生日を迎えられて良かったなあと思います。
ただ、お食事は2食ともバイキング。王様のバイキングと名打って贅沢な食材がこれでもかと出てきますが、バイキング苦手な私にはちょっと…。
でも天下の白浜温泉も堪能できます。アイスキャンディ食べ放題←私にはポイント高し。
良かったら皆様も是非! 柳瀬美仁のブログを読んで…と申し出てくださっても、何もありませんが。