夏休みの子供達と私のウォーキング

宝塚御殿山の自宅パン教室をしている柳瀬美仁です。
パンは2時間で完成!
作ってみたいパンをレッスン!
焼きたてパンは美味しいよ!

昨日の朝、家の電話が鳴りました。
母が取ったのですが、えっ?怪我したの?とかなり動揺した様子。
すぐに電話を代わりました。

それは涙声の9歳の甥からで、習い事に行く途中で転んで怪我をした。
通りすがりの方の携帯電話を借りて、電話をしている。
ママに電話したけど、お仕事中で出なかったから、グランマならいるかと思って…との事。

携帯の持ち主の方に代わってもらいお礼を述べ、怪我の状態を聞き、すぐに迎えに行く旨伝えると、
ここは炎天下だから近くのお店で待つように言いますねと。

私は電話を切るやいなや携帯と財布だけをもって、走ってそのお店に向かいました。
途中、習い事先にお休みするとの連絡を入れて。

到着するまで10分もかからなかったと思うのですが、お店の入り口付近に涙顔の甥がポツンと立っていました。
盛大に転んだとみえて、脚、膝小僧、腕、手のひらに大きな擦り傷があり、血がにじんでいました。

公衆電話は駅まで行かなきゃないし、習い事まで行こうとしたけど、痛いし血は出るしで無理だと思って近くにいた人に電話を貸してくださいって言ったんだと。

なんでも携帯を貸してくださった方が、そのお店までつきそい、化粧室で怪我した個所を洗い流してくださったそうです。

きっとお急ぎだったんでしょうに、怪我した子供に携帯を貸し、付き添って下さったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

昨今は面倒な事に巻き込まれたくないと思う事が多いのは重々承知しています。
ひどい事をされなかっただけ幸い、助けてもらうなんて望外だと思うような世の中です。
渡る世間に鬼はいなくても、神や仏もなかなかいないものなのです。

助けてくださった方に、どうぞ良い事がたくさんありますように。
お名前は名乗ってくださいましたが、お礼なんてとんでもないと連絡先は教えてはくださいませんでした。
でも、甥の母親の携帯に履歴が残っていましたので、母親から改めてお礼の電話をいたしました。

夏休み中の今、すべての子供たちが楽しい夏休みをすごしますように。
みんな元気に新学期を迎えますように。

そのために、すべての大人たちが子供たちを見守らなくちゃいけませんね。
私も、見知らぬ子供の為に行動できる大人でありますように。

甥は、グランマに今一度傷口を洗って軟膏をつけてもらい、夕方迎えに来た母親と元気に帰っていきました。
良かった良かった。

これはコロナ禍になって始めた往復1時間半の神社までのウォーキングの成果。
2年以上かけて300回歩いた事になります。
あっぱれ私!

 

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