ミシェルとヒラリーとアキエと…私の味噌
宝塚大劇場から徒歩15分の自宅でパン教室をしている柳瀬美仁です。
安倍首相が持病の再発により首相を辞任されることを昨日発表しましたね。
政治家、首相としての安倍さんには言いたいこともいっぱいあるけど、そんなことを誰の目にふれるかわからないココに書くつもりはない。それでもやっぱり、この8年弱の間、日本のリーダーとして激務をこなしてくれたこと、なんだかんだあっても日本が戦争せずに平和であったこと等々に対して、ありがとう&お疲れ様とは声に出して言いたい。安倍さんの人生はまだまだ続くし、政治の世界から離れるようでもないので、とりあえずはしっかり静養し体調の回復に努めていただきたい。
ところでここ数日、ミシェル・オバマ著の「マイ・ストーリー」という本を読んでいた。言わずと知れたアメリカ合衆国の前大統領夫人の回顧録である。3部仕立てになっていて、1部は幼少期からバラク・オバマ氏との出会いまで。2部は夫となったオバマ氏が大統領になるまで。そして3部はホワイトハウスでのファーストレディとしての日々が書かれている。
それから去年だっかた一昨年だったかには、元大統領夫人であったヒラリー・クリントン著の「WHAT HAPPENED 何が起きたのか?」も読んだ。これは自身の大統領選挙期間中の事を主に書いているので、大統領夫人としての記述はあまりないけれど、彼女が大統領夫人を得て国務長官を務めたこと、弁護士として、上院議員として職務に当たった実績や経歴を知らずに読み進めることは難しい。
これらの本の感想も色々あるけど、なんだかアキエさんを思わずにいられない。大統領夫人としてのミシェル氏やヒラリー氏の8年間と、首相夫人としてのアキエさんの8年弱。なんとまあ…。
もしこの8年弱の日本のファーストレディが、ミシェル氏やヒラリー氏のような方々であったなら、日本の女性や子供たちの立場や待遇、意識も変わったんじゃあないかな? なんてタラレバ言っても仕方ないことはわかってるけどさ。
昨日の記者会見で、記者の質問力を嘆く意見も多々見られたけど、もしも私があの場にいて安倍さんに質問や意見することが出来る立場であったなら、誰に何と言われようと大きく手を挙げてこう発言したい。「安倍さん、離婚したほうがよくない?」
話はコローっと変わるけど、昨年仕込んだ味噌がなくなりかけているので、今年黒豆で仕込んだ味噌をちょろっと味見。なかなか美味しくできてます。