来てくれてありがとう!
宝塚大劇場から徒歩15分の自宅でパン教室をしている柳瀬美仁です。
先日、古くからの友人がパン教室に来てくれました。
彼女、私がパン教室を始めるんだ!って言い出した時からずっと応援してくれています。
本当は昨年暮れに来てくれるはずだったのですが、その時に彼女にとって大きな試練があり、キャンセルになりました。あれから10か月。その間もずっとずっと応援のメッセージを送り続けていてくれました。この10か月の間、彼女自身の試練を乗り越える為に大変な思いをしていたにもかかわらず。そのメッセージがどれだけ励みになったか。
パン教室を始めるのは、私にとってそう難しい事ではありませんでした。ただ、始めます!って言いさえすれば良かったのだから。だから辞めるのも簡単。そのままうっちゃっとけば、みんな忘れちゃうだろうから。ただ、やってますって言い続けるのはとてもとてもしんどい。だけど私には、来るって言ってくれたあの人が本当に来てくれるまでは続けなきゃって思いがあります。本当に来てくれた時に、辞めちゃってたら申し訳がたたない。
彼女もそんな人の1人。本当に来てくれてとてもとても嬉しかった。本当にどうもありがとう。そしてまた来るねって言ってくれたから、続けなきゃと思うのです。そんな事の繰り返し。
彼女はパンオペイザンを3つ焼いてくれました。一つは自分とご家族の為に。一つはその日一緒に観劇(宝塚歌劇の観劇に合わせてきてくれたのです)するお友達の為に。そしてもう一つは職場の同僚の為に。「手土産にもなるパン」をと思っている私にとって、これもとても嬉しい事でした。
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彼女のご家族、お友達や同僚の方も美味しく召し上がってくれていますように。彼女とあわただしいランチのあと、そう思いながら彼女を見送りました。
良い日だったな。
本当にどうもありがとうございました。