お客様の作り方
宝塚大劇場から徒歩15分の自宅でパン教室をしている柳瀬美仁です。
先日、お友達の紹介でとある女性と知り合いました。明るくてバイタリティと行動力があって、とても素敵な女性。ご自分で事業を起こしてバリバリ仕事しています。
で、知り合ったその日に私のパン教室を予約してくださって、実際にレッスンに来てくださいました。彼女がパン作りに興味があったのかどうかはわかりません。当日はとても楽しくレッスンし、美味しく焼きあがったパンをご試食してお持ち帰りくださいました。
そして当然、ご自分の事業の事や企画されているイベント、最近始められたお教室だとかのお話も伺ったのですが…。
私、そのどれにもアクションできませんでした。お付き合いでお返しに参加することもできたのですが、それはしなかった。それは参加したい! 行ってみたい! 買いたい! と心から思ったわけではないから。そしてそれをとてもとても苦しく思いました。
で、思い切って彼女にメッセージしたのです。そうしたらとても心温まるメッセージが返ってきました。ホッとしました。彼女はとても魅力的な方で、これからも長くお付き合いできたら良いなと思っています。これから何らかの形で、お互いに一緒に!と思える事ができたら良いなと思います。時間をかけてそれを探していきたいと思っています。
それから今日はもうひとつ。
先ほど、玄関のピンポンがなりました。インターホン越しに出ると…。とある大手証券会社の新人営業でした。この辺りを担当になるので、資料だけでも受け取って欲しいとの事。うちは決まった証券会社とお取引しているので結構ですと断りました。ドア、開けませんでした。
私、短大を卒業して新社会人になった時の最初の勤め先は証券会社の営業だったのです。だから彼の辛さは本当にとてもとても良くわかる。出来る事ならすぐにでもドア開けて口座開いてあげたい。だけどね、それもやっぱり出来かねるのです。そうやって営業に来てくれた人すべてに口座開くわけにはいかないもの。
お客様になっていただくって奇跡にちかいくらいありがたい事なんだなあと思います。だから来てくださった方、来てくださる方、本当にどうもありがとうございます。
なかなか予約が入らない、お客様になって下さらないからって、くさらない←アタシ!
(アイキャッチ画像は5年前に歩いた熊野古道。もう5年になるんだね)